ホロライブENの人気VTuber、森カリオペさん。


彼女のカッコよくてクールなラップや歌声に、心を掴まれてしまった人も多いのではないでしょうか?


実は私もそのひとりで、初めて彼女の楽曲を聴いたときは鳥肌が立ちました。

そんな森カリオペさんには「前世(中の人)」がいるとファンの間で話題になっていて、
その人物こそが、アメリカ出身の女性ラッパー「カレン」さん、またの名を「DEMONDICE」だと言われています。

今回は、森カリオペさんとカレンさんが“同一人物”とされる理由を、私の体験も交えてご紹介します。


森カリオペのプロフィール

まずはカリオペさんの簡単なプロフィールから。

  • 活動名:森カリオペ(Mori Calliope)
  • 所属:ホロライブEnglish -Myth-
  • デビュー日:2020年9月12日
  • イメージカラー:赤・黒
  • 職業設定:死神の見習い(Reaper-in-Training)
  • 特徴:低音ボイス、ラップ、オリジナル楽曲多数

デビューからわずか数年で、YouTube登録者数は200万人を超え、海外VTuber界をけん引する存在となりました。


彼女の英語と日本語を織り交ぜたMCスタイルには、日英両方のファンが熱狂しています。


森カリオペの中の人はカレン(DEMONDICE)?

さて、本題です。


森カリオペさんの「中の人」が誰なのかというと、ほぼ間違いなく「カレンさん(DEMONDICE)」だと言われています。

私自身も最初に彼女の声を聴いた時、どこかで聞き覚えがあるような気がして…


それが、以前YouTubeで偶然見かけたカレンさんのMVとそっくりだったんです。

それでは、具体的な理由を5つ紹介します。


1. 声が同じ

カリオペさんの歌声を聴いてみると、
低めで大人っぽく、ラップに特化したクールな声が印象的です。

一方、カレンさんの声もまったく同じ特徴があります。


特に「アルファベットの巻き舌の使い方」や「語尾の処理の仕方」がそっくりなんです。

歌声だけでなく、話し方のテンポや英語のアクセントも共通していて、ファンの間では「もう隠せてないよね…」なんて言われています。


2. 同じMIX師を使っている

次に注目したいのが、楽曲のMIX(ミックス)を担当している人物。

「K’s/Coro」さんというプロのMIX師が、
カリオペさんとカレンさん、両方の楽曲を手がけているんです。

実際に、K’s/CoroさんのSNSでは、
カリオペさんの曲を担当したことが明記されており、
過去にはカレンさんの曲のMIXもしたと投稿しています。

私も音楽活動をしていたことがあるので分かるのですが、
MIX師って、声の特性や歌のクセをよく理解してないとバランスが取れません。
同じMIX師を使っているのは、かなり強い繋がりがある証拠だと思います。


3. 好きな映画が同じ

3つ目は、映画の好みです。

カリオペさんはファンと一緒に「The Boondock Saints(処刑人)」という映画を見る配信をしていたことがあります。

そして、カレンさんも同じ映画を「大好きな作品」としてツイートしていました。

私もこの映画を見たことがありますが、正直、かなりコアな作品なんです。


日本ではあまり知られていないアメリカ映画なので、偶然ではなく「同一人物の趣味」だと感じました。


4. イラストの特徴が似ている

カレンさんは、音楽だけでなくイラストも描いています。
特にDEMONDICEのMVなどで見られる手描きのアートは、彼女の個性が詰まっています。

そして、森カリオペさんも時々、自分で描いたとされるイラストを公開しています。

どちらも、輪郭に丸みがあり、キャラクターの表情に「陰影」が強く出るタッチ。
私はアートに詳しいわけではありませんが、素人目にも「これは同じ人が描いてる」と感じました。


5. コーヒーが苦手

ちょっとしたポイントですが、カリオペさんは初配信で「コーヒーが苦手」と発言しています。


そしてカレンさんも「コーヒー好きじゃない」とツイート。

小さな共通点に見えるかもしれませんが、こういう日常的な好みまで一致するのって、偶然とは思えないですよね。


カレンさんのプロフィール

では、カリオペさんの中の人とされる「カレンさん」ってどんな人なのでしょうか?

  • 活動名:カレン(DEMONDICE)
  • 本名:非公開
  • 誕生日:1996年5月31日
  • 年齢:27歳(2024年時点)
  • 出身地:アメリカ テキサス州ダラス
  • 身長:167cm
  • 活動内容:ラッパー、イラストレーター、作詞家
  • 日本在住:2020年1月時点で日本に住んでいることが確認済み

カレンさんは「日本の文化が大好き」と公言しており、留学や移住を通じて日本語も堪能になったそうです。

私は彼女のインタビュー記事を読んだとき、「どれだけ日本文化を愛してるんだろう」と感動した記憶があります。
それだけの情熱があるからこそ、森カリオペというキャラクターをリアルに演じることができているんだなと納得しました。

炎上のきっかけは「ペルソナ3」の実況配信

問題が起きたのは、2020年12月3日に森カリオペさんが配信したゲーム実況動画でした。


プレイしていたのは、アトラスという日本のゲーム会社が手掛ける大人気タイトル「ペルソナ3」。

このゲームはストーリーも音楽もとても魅力的で、実況配信をしたくなる気持ちはよく分かります。


実は私も、学生時代にペルソナシリーズにどハマりしたことがあるので、その気持ちには共感します。

しかし、このときカリオペさんはYouTube内で、視聴者に向けて

「アトラスに配信の許可を取っている」

と発言したのです。


この発言が思わぬ方向に展開してしまいました。


リスナーの“過剰反応”が問題に

カリオペさんのファンたちは、彼女の配信を守ろうという気持ちからか、アトラスに対して

「配信を許可してほしい」

という要望を大量に送り始めました。


それも、SNSやメールを使って、かなりの数だったようです。

最終的にはアトラス側が混乱し、対応に追われる事態になってしまいました。
これが“炎上”の原因です。

結果として、アトラスに迷惑をかけることとなり、著作権に関する議論も巻き起こりました。


このとき使われていた「ペルソナ3」のBGMは、アトラスの著作物であり、無許可で使用することは本来避けるべき行為です。

当時、YouTubeでのゲーム実況配信についてのガイドラインが整っていない部分もあり、曖昧さが混乱を招いたように感じました。


誤解と善意のすれ違い

リスナーの行動自体は、カリオペさんを守ろうという純粋な気持ちから生まれたものでした。


でも、その「善意」が逆効果となってしまったのです。

私もファンの立場になったとき、つい感情が先走ってしまうことがあります。


でも、やはり企業のルールや著作権に関するマナーは、守らないといけないんですよね。

この件は後に、ホロライブ運営とアトラスの間で話し合いが行われ、誤解も解けて和解に至ったとされています。


ですので、現在はこの問題についてのしこりは残っていないようです。


その後も活動を続ける姿に感動

炎上騒動を経験したにもかかわらず、森カリオペさんは活動を休止することもなく、自分のスタイルを貫きながら配信を続けています。


私はその姿を見て、「本当にすごい人だな」と感じました。

自分だったら、きっと落ち込んで配信どころじゃなくなると思います。
でも彼女は、逆風すらも成長の糧にしているように見えました。


今後の配信と著作権問題

最近では、著作権への意識もVTuber界全体で高まっています。


私が見ている他の配信者さんたちも、ゲーム配信の際には許諾済のBGMや効果音を使ったり、オリジナル音源を用意するなどの工夫をしています。

これは視聴者としても安心して見られるし、配信者側にとってもトラブル回避になるので、とても良い傾向だと思います。


そして、もし自分が何か発信する立場になったら、やっぱりしっかり調べてから行動しようと、あらためて思わされました。


最後に:VTuberとアーティストの二足のわらじ

2024年現在、カレンさんはカリオペとしてのVTuber活動と、自身の音楽活動「DEMONDICE」の両立を続けています。

これは本当にすごいことです。
表現者としての幅が広いだけでなく、時間管理やメンタル面の強さがないと絶対にできません。

私も何かを発信する立場として、「二つの顔を持つこと」の難しさと尊さを感じます。


だからこそ、森カリオペという存在が、単なるキャラを超えて、ひとつの「アート」だと感じています。

これからも、彼女がどんな形で私たちを驚かせ、楽しませてくれるのか、とても楽しみです。


少しでも彼女の魅力や背景に興味を持っていただけたらうれしいです。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。